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『トップダウンにしたくなるワケ』


菅生の一言

Todasy’s センテンス『トップダウンにしたくなるワケ』

ボトムアップマネジメントにしたい、けどできない、と多くの経営者さんがおっしゃいます。

できない理由は2つあります。

1つの理由は、
以前のブログでも書きましたが、トップダウンの方が早く物事が進むから。
トップが答えを持っていて、それを下に伝えていくので、トップが優秀であればあるほどトップダウンで進めたくなります。
しかし、これは弊害もあります。
部下のモチベーションを下げ、部下が指示待ちになり、自分で考えない人材になることです。

もう1つの理由は、
部下が動かず、部下が答えを導き出せず、トップダウンにせざるを得ないというのです。
だから、部下に能力がないと思っているのです。
しかし、部下が動かない(動けない)理由は、実はリーダーが目的(目標)、ビジョンを見せていないからなのです。
目的やビジョンを部下が知らなければ、目標がどんな状態になったらよいかわからないので、どう動いたらよいかわからないのです。


しかし大抵のリーダーは
”ビジョンは伝えている、伝わっているはず”
と思い込んでいます。
ちゃんとビジョンは伝えているから、どう動いたらよいか普通なら考えられるはず。
でもいつまでも考えが出てこないから、トップダウンで答えを明示するしかないと思っているのです。
だから任せられないのです。


でも残念ながら、実際のところ、部下に伝えているのは単に数字目標だけ、というケースが圧倒的に多いです。
これでは、部下は主体的には動けませんね。


”リーダーになると「自分の考えが、部下が出すべき答えだ」として、監督者のようにふるまう人がいます。
しかし、部下は上司個人が持っている答えにたどり着くために働いているわけではありません。
あくまでも、組織の目標、目的、ビジョンを実現するために存在するのです。
これを理解していないと、部下のモチベーションは上がらず、自律して動くことができなくなってしまします。”

出典:『最強のチームビルディング技術が身につく 課長養成講座』秀和システム
著者:石見幸三著

菅生としこプロフィール←詳細はこちら

トヨタ自動車入社時から31年間、問題解決一筋。
企業で起こる様々な問題を解決しながら、問題解決できる”組織と人材”の成長の両方を実現します。これが成長し続ける会社をつくる唯一の方法です。