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企業の「飛躍的な好調」を支えるレジリエンス

ビジネスモデルやビジネス環境など、様々なことが急速に変化する現代社会において、
企業はもちろんのこと、個人においても求められている能力のひとつが「レジリエンス」です。

レジリエンス(resilience)は、もともと「弾力」「復元力」「回復力」といった意味を持つ物理学用語ですが、
近年では、心理学の分野でも使われ、経営や組織の在り方といった広い範囲で使われるようになってきました。
そこでここでは、「なぜ企業の成長や発展にレジリエンスが必要なのか」
「どうすれば企業や組織のレジリエンスを高めていくことができるのか」といった点についてご説明します。

1. 現代社会における企業レジリエンスの重要性

グローバル化の加速によって国際競争は激しくなっていますが、ここにコロナ禍が加わり、
企業を取り巻く環境も、働く人々の環境も大きく変化しています。
これから先、この変化に柔軟に対応できる企業は生き残り、対応できない企業は淘汰されていくことでしょう。

2013年に開催された世界経済フォーラム(通称ダボス会議)では、
各国の変化に対応する力、困難を乗り越えていく力を「レジリエンス」として示されました。
しかし、世界有数の経済大国である日本は、残念ながらレジリエンスの低い国として位置付けられています。

レジリエンスの概念は、ホロコーストの被害によって孤児となった子どもたちがその後、
どのような人生を歩んだのか追跡調査するなかで生まれたものです。
その調査において、劣悪な体験からトラウマを抱えても、それを乗り越えて幸せな人生を歩めるケースと、
立ち直れずに不幸な人生を送るケースがあることがわかりました。
この差が「レジリエンス」なのです。

ダボス会議のあと日本でも、成長し続ける企業やビジネスパーソンに共通する資質としてレジリエンスが注目されるようになり、
様々な大企業が企業レジリエンス、社員一人ひとりのレジリエンスを高めるための研修を盛んに採用するようになりました。
企業の将来のためにレジリエンスを高めることが重要だという認識が強まってきたからです。

これから先も企業間の競争は激化し、より変化に対応していく力が要求されていくでしょう。
そこで存在感を発揮できる企業になるためには、高いレジリエンスを有した組織づくりを早い段階から目指していく必要があります。

2. レジリエンスの高い企業とは?

レジリエンスの高い企業とはどのような企業なのか。
逆にレジリエンスが低い企業とはどのような組織体系になっているのかについて、まず確認していきましょう。

(1)レジリエンスが低い企業の特徴

  • トップダウンの指示体制で、社員の意見やアイデアが反映されない
  • 成果のみを追求しており、社員に強いストレスがかかっている
  • 昔ながらのやり方が重視され、組織に柔軟性がない
  • 職場の人間関係が劣悪で、職場はネガティブな雰囲気が強い

例えば今回のコロナ禍の影響で、リモートワークが注目を集めていますが、
レジリエンスが低いと、こういった新しい取り組みにまったく対応できません。
もちろんリモートワークでは成り立たない職種もありますので、一概には当てはまりませんが、
同じ業種で、一方は迅速に対応できており、一方は対応できずにいるのであれば、レジリエンスが影響している可能性が大です。

ここで問題なのは、リモートワークを採用できない理由が、
「社員のマネジメントができないから」「生産性が下がる危険性があるから」「やり方を変えると失敗しそうだから」といった、
これまでの管理体制や働き方に固執している点でしょう。

(2)レジリエンスが高い企業の特徴

  • 社員の意見交換が活発、それらの意見を素早く集約できる組織になっている
  • 社員が自分の仕事にそれぞれ意義を見出している
  • 上司や部下の間でも積極的にコミュニケーションがとれる組織になっている
  • 失敗からも学ぼうという姿勢があり、それが組織でも共有されている
  • 社員の健康や働きやすい環境作りを推進している

今回のコロナ禍の中で素早くリモートワークを取り入れ、
試行錯誤しながらも生産性の向上につなげられている企業は、やはりレジリエンスが高い企業です。
社員一人ひとりが経営者としての自覚を持って行動できるので、上司が近くにいて管理されていなくても、
意欲的に仕事をし、成果を出していくことができます。
階層や部署の垣根なく活発的なコミュニケーションが日ごろから取れているので、
リモートワークになっても気軽に相談したり、励まし合うこともできるのです。

レジリエンスが高いということは、逆境に強いということがいえます。
アイデアを出し合い、ポジティブな発想で取り組んでいけることで、危機的状況を乗り越えていくことができるのです。

3. 企業のレジリエンスを高めるメリット

企業のレジリエンスを高めることで組織と社員が得られるメリットは、以下のように大きく4つに分けられます。

(1)逆境に立ち向かう企業文化が形成される

レジリエンスが高いということは、変化に対応する力を持った組織づくりができるとことです。
ビジネスモデルの多様化や、コロナ禍による働き方の変化など、これまでとは異なる環境になっても、
そこにいち早く対応できる企業文化が形成されます。

企業レジリエンスが高いことによって、逆境の中でも、リスクを回避するだけでなく未来に目を向けることができ、
組織が一丸となって負の状況から自分たちの強みを見出すことができるようになるのです。

(2)個人と組織のつながりが強固になる

企業のレジリエンスの高さは、上下関係や担当、部署といった垣根を越えて、
互いに意見を言い合い、認め合うことができる環境づくりにもつながってきます。
それぞれが自分の意見を持ち、発信することで個の力を発揮できるだけでなく、個の力を育てる組織となることができます。

また、企業のレリジエンスが高いと職場の人間関係悪化によるストレスなども改善されるため、
離職率が低下し、チームワークが高まります。
そして、組織のつながりが強固になるからこそ、成果も出しやすいということがいえます。
企業の成果や成長にもつながっていくのです。

(3)プレッシャーに勝ち成果を上げるリーダーが育つ

組織のレジリエンスが高いと、失敗に対するネガティブな感情が軽減されます。
失敗から学ぶことで成功に近づいているという共通認識が、組織に芽生えているからです。
ですから、社運をかけるような大事な局面であっても、
責任者やチームのメンバーはそのプレッシャーに押しつぶされず、実力を発揮することができます。

このような環境が整っていると、チーム単位で大きな成果を上げることができるようになり、
さらにリーダーシップを発揮できる人材が育ちやすいというメリットもあります。
そういった人材が増えていくことで、組織のレジリエンスはさらに高まっていくのです。
まさに好循環です。

(4)俊敏性と柔軟性を備えた実行力が生まれる

コミュニケーションが活発で社員一人ひとりが発言できるチームにおいては、問題に対していろいろなアイデアが生まれてきます。
さらに失敗を恐れずに行動に移すことができる社風があれば、迅速に行動へ移すことも可能になるのです。

合理性や生産性だけを求めた成果主義では、
このような新しい問題に臨機応変な対応ができる風通しの良さや、チームワークを兼ね備えた組織づくりは難しいでしょう。
企業成長の期待を高めることにも、企業レジリエンスが密接にかかわっているのです。

4. 「レジリエントな人材」を見分けるポイント

今後、企業に必要な人材において、スキルと同様に重要視されていくのが、個人のレジリエンスの高さです。
それでは、「レジリエントな人材」を見分けるためには、どこに注目していけばいいのでしょうか?

もちろん採用してから研修によってレジリエンスを高めていくことは可能ですが、できる限りスタート地点は高い方が有利です。
同じ研修を受けてもやはりレジリエンスが高い人材の方がより伸びていきます。

レジリエントな人材を見分けるポイントは4つあります。

(1)感情をコントロールできる

良いにつけ悪いにつけ、なにか出来事があったときに一喜一憂しやすい人は、それだけ精神的な疲労が高まりやすい傾向があります。
レジリエンスが高い人は、自分の感情をコントロールし、なにをすることが今一番大切なのかを冷静に判断することができます。

(2)自己肯定感が高い

自己肯定感が高く、自信を持って行動できるという点はとても重要な要素です。
特に日本人は、欧米諸国に比較して自己肯定感が低いという分析結果があります。
自信がないから行動に移せない。
自信がないから、自分の力をセーブしてしまうのです。

自己肯定感がしっかりと根付いている人は、幼い頃から小さな成功体験を積み重ねています。
それが自信につながっているのです。
こういった人材はグローバル化の中でも、他国のビジネスパーソンに負けないメンタルの強さを持っています。

(3)自己効力感が強い

自己肯定感と自己効力感はかなり似たニュアンスがありますが、
自己効力感とは目標に対し、自分にはそれができると自分の能力を信じる力のことです。

自己効力感が低いと、失敗を隠したり、同じような失敗をしたくないため挑戦すらしないといった弊害があります。
失敗から学ぶことができないのです。
自己効力感が高いと、失敗した自分を受け止め、そこに価値を見出すことができるようになります。
つまり失敗を成功につなげていくことができるようになっていくのです。
自己効力感が高い人は、実戦経験を積むなかでどんどん成長していきます。

(4)楽観的である

悲観的な傾向が強いと、警戒心からリスクを恐れて新しい世界に飛び込むことが困難になります。
リスクマネジメントという面では大事な要素ではありますが、行動力を生み出すような源泉にはなりません。

楽観的であるということは、優先すべきリスクとそうでないリスクを区別して行動に移すことが容易になるのです。
物事の良い部分に注目する傾向も高まるため、組織のメンバーの長所なども見つけやすくなります。
より活発的で、ポジティブな組織づくりにはとても大切な要素になるのです。

これらの要素は、研修により高めることも可能ですが、やはり素質として備えた人材を見抜くことが重要です。
このような点を採用面接などのなかで、確認していくことが大切でしょう。
また、直接ではなくオンライン面談の中で把握することも充分に可能です。

5. 企業・組織のレジリエンスを高める方法

それでは企業や組織のレジリエンスはどのようにして高めていけばいいのでしょうか?
ここでは4つの側面からレジリエンスを高める方法についてお伝えします。

(1)企業文化の見直し

まずは組織の慣習で改善すべき点がないか確認してみてください。
トップダウンの指示が重視され、個人の意見やアイデアが反映されない環境であれば、社員の主体的な動きを阻害してしまいます。
「どうせ言っても無駄」「上の指示に従って働くだけ」というムードでは、企業のレジリエンスは逆に低下してしまいます。
  
この場合は、新しい体制作りが急務となります。
経営者や管理職の立場から、個人の多様性や柔軟性を妨げる企業文化や制度がないか改めて見直す必要があるでしょう。

(2)個人(各社員)への支援

レジリエンスの資質や能力は個人差があります。
ストレス耐性や適応力など、個人差があることを上司や周囲が理解し、相手のレジリエンスの力に合わせた対応が必要になります。
上司と部下が心を開いてコミュニケーションができる環境を整えたり、
部署の垣根を越えて相談できるような機会を増やしていくことで、より手厚くサポートができるようになるでしょう。

成果主義だけでチームや個人の評価をするのではなく、チャレンジ自体を評価する仕組みや、
失敗までの過程から学び、それを組織で共有して成果につなげていくような環境を日ごろからつくっていくことで、
レジリエンスの低い社員の底上げもできるようになります。

(3)レジリエンスを重視した人材採用

企業のレジリエンスを高めていくうえで、社員一人ひとりのレジリエンスの力を無視することはできません。
個人のレジリエンス力に注目した、採用基準や仕組みを取り入れることが大切です。
今や学歴やIQよりも、レジリエンスを重視して新規の採用をしていくべきなのです。

レジリエンスの高い人材を発掘できるような仕組みを整えていくことで、
新人が入社してくるたびに企業レジリエンスは高まっていくでしょう。

(4)研修・トレーニング

レジリエントな社員がいたとしても、経営者や管理職といったリーダーにレジリエンスに対する理解がなければ、
成長の機会を失うことになってしまいます。
リーダーにおいては、どうすればレジリエンスを高める育成ができ、
どうなるとレジリエンスを低下させることになるのかという知識を持つことが重要です。

効果的に企業レジリエンスを高めていくためには、社員一人ひとりのレジリエンス強化のための研修やトレーニングも大切ですし、
経営者や企業に対するレジリエンスに対する勉強会も必要でしょう。

外部講師による定期的な研修や社内研修を継続する仕組みをつくることで、正しいレジリエンスの理解ができるようになり、
それを実践できる企業、経営者、人材育成にかかわる人たちであれば、
周囲を巻き込んでレジリエンスを高めていくことができるようになっていきます。

まとめ

どんな困難があっても立ち直る力、折れない心、困難を乗り越えて自分を成長させられる力、それが「レジリエンス」です。
これからの時代、ますますこのレジリエンスの重要性が高まっていくことでしょう。

AWESOME EYEでは、そんな新しい時代に適応し、
発展していくことのできる企業、組織づくり、人材育成のサポートをさせていただいております。
ぜひレジリエンスを高めていくための研修を採り入れ、様々な問題を自分たちで解決していく力を備えていきましょう。
自分たちが変わることで、未来は必ず良い方向に変えることができます。

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