実施企業様 : 愛知県庁
業種 : 自治体
企業規模 : 10,000人
導入規模 / 対象者 : 地方自治体職員 管理職クラス
期間 : 2024年6月~2025年2月(全6回)

目的

受講者が携わる「事業の問題解決」と「高い問題解決力を持った人材育成」を同時に行う。
事業の効率的効果的な推進と人材育成により、長期と短期両方の生産性向上を図る。

実施事項

受講者が業務上重要なテーマを選定。その問題解決を計画実行するにあたり、受講者の問題解決推進と、高い問題解決を実行できる考え方と視点を手に入れていただけるよう指導。

■全体スケジュール
 全6回の集合研修を実施。
 上司を巻き込み、職場で解決したいテーマを8か月間支援し、解決を図る。
 最終回は問題解決の実践報告を行い、学びの定着と展開を行う。
■進め方
 テーマを選定し、あるべき姿と現状のギャップから問題を明確化し、解決まで伴走する。
 解決すべき問題を焦点化し、現状を事実で把握する方法や、そもそもどのような現状を調査すれば
 よいか、目標はどのように設定すればよいかなど、具体的な実務で起きている状況を解決するための
 考え方や視点、切り口、やり方をアドバイス。
■研修スタイル
 問題解決に関する知識は、課題図書と動画教材で各自学習したうえで、対話型超実践スタイル。
 ・課題図書「問題解決の実践: 働く喜びに溢れる社会を目指して 」
  著:古谷健夫、一般社台法人中部品質管理協会
 ・Eラーニング動画教材「効果的・効率的な問題解決の進め方」
  制作:株式会社AWESOME EYE

受講いただきました方のアンケート(一部抜粋)

  • 今までは思いついた解決策・対策ありきで物事を進めていたことに気づいた。しかしそれではうまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれない。だからこそ、必ず問題を解決するためには、解決すべき問題を明確にし、現状を把握しながら、積み上げて考えることが重要だとわかった。
  • 目標、問題、現状など、普段よく使っている言葉なので軽く捉えていた。しかし、この言葉を理解する中で、問題解決の進め方が理解できるようになった。Eラーニングの動画を何度も繰り返し見ることで、最初はわからなかったことも、徐々に理解できるようになった。知識と実務がつながっていった。
  • 現状、事実の確認が難しかった。しかし、事実を確認すると、見えてくるものがあり、非常に良い解決策が見つかった。また、いつ異動になるかもわからないが、次の担当者に引き継いでも引き続いてやってもらえるものにすることができた。今後もさらに効果が見込める対策を実行できたことが非常によかった。

菅生の感想

問題解決研修は、受講者のコンセプチュアルスキルを全体的に底上げすることに大きく寄与する研修です。今までの仕事のやり方でうまくやれているはグレードアップさせ、補足するとうまくやれるようになる部分をプラスアルファし、どんな仕事も効果的に、効率的に進めることができるようになる研修です。

ご本人のステージアップはもちろん、今回得た考え方・視点・スキルを職場内で展開し、部下の問題解決支援ができるようになることで、職場の改善が進むでしょう。(2025年2月)

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