「優秀な人材の確保」、「社員教育」、また「生産性の向上」は、
常に企業の経営課題として挙げられる「社員の質」に関わる課題です。

例えば、部下が各々に成長し、上司と同じレベルの自主性や課題の自己解決力を持って、仕事をしてくれたらどうでしょうか?
チームとして、大きな成果を生み出すことができるようになるのは容易に想像できるかと思います。

成熟した市場における企業間の競争はさらに激化し、製品・サービスの機能や質をいくら向上しても、
すぐに競合他社に追随され「いいモノを作りさえすれば売れる」という時代は終わりを迎えています。

そのような状況下で唯一、他社には真似できない強みといえるのが『社員』です。
つまり『社員の質』こそが『企業の質』であり、他社との明確な差別化を図る強みとなり得るのです

部下指導力の育成

上司が「部下指導力」を養うメリット

あなたの会社の上司は全員、部下指導力がありますか?

  • 「また社員が辞めてしまった」
  • 「部下のやる気が低下している」
  • 「部下にもっと成果をあげてほしい」

など、『社員が育たない』という問題を抱える経営者や管理職の方は、多くいらっしゃいます。

確かに、何ら指示をしなくても能動的に業務をこなす社員もいるでしょう。
しかし、そのような人材は、ほんの一握りもいないのが現実です。

大半の社員は上司や先輩社員の指導・指示によって、仕事に取り組み、
目標を達成するといったステップを経て、“一人前”となっていくのが通常です。

そのため、育成力がない上司の下で働く社員は、結果を出せない状態が続き、評価されることもなければ、意欲もあがりません。
そして、ゆくゆくは離職が目の前にちらつくようになります。

しかし、優れた「部下指導力」を持つ上司のもとで育った部下は、
目標達成まで始終指示をする必要がなく、自ら成果を上げる方法を考えて行動できる主体性を備えた社員へと育ちます

また、高い「部下指導力」は、業務効率が上がるだけでなく、上司と部下の関係性にも好影響をもたらします

上司は、部下に対して口うるさくする必要がなくなり、正当に部下の業務を評価できるようになります。
評価を得られるようになった部下は、自分の仕事に自信を持ち、さらに成果を上げようと意欲を高めていきます。

もちろん、個の成果が上がれば、課全体、部全体、会社全体の成果も確実にアップします。
そして何より、育てられた部下は、上司や仕事、会社に愛着を感じ、この会社で働き続けたいという気持ちがわいてきます。
離職なんて考えられなくなるのです。

部下指導力の育成 研修・コンサルティングメニューの一例

新入社員・部下指導力アッププロジェクト事例

  • 所要時間:2.5時間×5回
  • 1回目:上司の役割と意識変革。うちの会社のいいところ!(1週間インターバル)
  • 2回目:部下指導のスキル習得(1週間インターバル)
  • 3回目:部下との関係性の築き方(1週間インターバル)
  • 4回目:部下の個性に合わせた業務付与(1か月インターバル)
  • 5回目:実践の振り返りと今後のビジョン

部下指導力の育成研修を依頼された研修ご担当者様の声

食品物流三重県No.1企業
前田運送株式会社 人事部人事課長

開催に至った背景

売上は上がり、事業も拡大したものの、人材が育っていないことや離職率の高さをなんとかしたいと思っていました。

まず「部下指導力」をあげたいと思ったのは、
上司が部下にどう「仕事」を伝えたらよいかわからない、部下の教育の仕方がわからないという上司が多く、
作業のやり方だけを教えても組織全体の生産性は上がらないと考えたからです。

具体的には、同じ社歴でも、仕事に対する意識や知識には違いがあり、
新入社員への作業の教え方にもバラつきが生じていました。
仕事の相談に対しても何が問題でどう接してあげたらいいかわからず、
信頼関係も築けていない。これを何とかしたいと思いました。

研修実施後の感想

研修には、部長から主任までの10名が参加しましたが、皆、乗り気ではありませんでした。

どういう研修なのか、その必要性の理解が得られず、
特に部長たちからは、「自分たちまで出るべきなのか?」とまで言われました。

しかし、研修後は、参加した全員の意識が明らかに変わりました。
現場においても上司の部下への接し方が大きく変わり、新入社員への関心度も高くなりました。

(新入社員への)愛着がわいたのではないかと思います。
僕(人事課長)にも、「こういう場合、どうしたらいいと思います?」と質問してくれるようになりました。
研修直後ですが、すでに「あの人変わったね」「参加して本当によかった」という、非常にうれしい声が上がっています。

当初は、社内で教育プログラムを作るという案もありましたが、
研修は、やはりコストをかけてでも外部に依頼する意義が必ずあります。

成果を実感し、やってよかったと思っています。

AWESOME EYEを選んだ理由

研修を始めるにあたり、3社からメニューのご提案をいただいた中で、最終的に菅生さんにお願いしました。

決め手は、こちらが意図していること、抱えている課題、やりたいことを、
一番わかりやすく、反映していただけそうだと判断したからです。

また、弊社の社員に合わせたレベルや内容をオリジナルで提案していただいたことも大きな理由です。
菅生さんには、臨機応変に対応していただいて助かりました。
他社では、なかなかここまで行き届いた、クライアントに合わせた研修はしてもらえないと思います。

部下指導力の育成

最後に

上司が部下を指導する力を身につけることで、企業が抱える社員に関する課題の多くは解決することができます。

AWESOME EYEでは、上司の「部下指導力」を向上する研修を通して、個々が目標達成へのプレッシャーを感じることなく、
意欲的に仕事に取り組む、そのような会社の雰囲気を醸成します。

想像してください。
社内が常に意欲と明るい笑顔であふれ、活発な意見交換が生まれることで、
企業は、お客様に喜ばれる製品・サービスを持続的に提供できるようになるのです。

人材不足や部下の能力のなさを嘆く前に、上司に部下を育てるスキルが十分にあるのかを考えてみることも大切です。

部下を信じて指導してみませんか?

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