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目標を達成できる組織づくり「チームビルディング」とは?

組織の目標達成には、チームが一丸となって突き進む必要があります。
しかし働き方や考え方の多様性が増した現代では、企業や部署に対する所属意識が薄れ、一体感を得るのが難しくなってきています。

「このままでは組織として成長できないのでは」と不安を感じている経営者の方は、実は少なくありません。
激しい競争社会で生き残るために、強いチームをつくっていく方法はないのでしょうか?

そこでここでは、目標を達成できる組織をつくる「チームビルディング」をご紹介します。
チームビルディングを実践し、個人の能力を最大限に発揮した「限界を突破するチーム」づくりに取り組みましょう!

目次

  1. チームビルディングとは?
  2. チームビルディングのメリット・効果とは?
  3. 「目標を達成するチーム」をつくる4つのポイント
  4. <目的別>チームビルディングの実践方法と効果
  5. ゲーム感覚で手軽にできるチームビルディングを紹介
  6. チームビルディングの成功事例
  7. まとめ

1. チームビルディングとは?

まずは、そもそもチームビルディングとはどういった意味なのか、目的とあわせて紹介します。
混同しやすいチームワークとの違いも解説するので、確認しておきましょう。

(1)チームビルディングの意味

チームビルディングは、組織においてメンバー一人ひとりの能力や経験を発揮して、
目標を達成するチームをつくり上げていく取り組みを指します。
日本語ではチーム(team)を構築する(building)という意味になり、
単にメンバーを寄せ集めるだけではなく、基礎から上に向かってひとつのチームをつくり上げていくイメージです。

(2)チームビルディングの目的

チームビルディングは、個人では達成できないような目標を成し遂げることができる、
高いパフォーマンスを発揮するチームをつくることが目的です。
チームの一人ひとりがそれぞれの能力を、最大限に活かすことで作業効率と生産性をアップできるようになります。

また近年では属性や雇用形態が異なるメンバーが混在し、組織は多様化が進んでいます。
チームビルディングは、価値観の違いから希薄になりがちな組織の連帯感や一体感を強めるためにも役立つのです。

(3)チームビルディングとチームワークは違う?

チームビルディングと似た言葉に「チームワーク」があります。
チームワークはその名の通り、チーム(team)で協力してワーク(work)に取り組むことを意味します。

チームワークもチームビルディングも、「個人では成し遂げられない目標を、チームの力で達成する」という点では同じです。
しかし両者には明確な違いがあります。

「チームワークを発揮する」というときには、
チームのメンバーが協力してひとつの仕事を効率よくこなすイメージを持つのではないでしょうか。
チームワークではそれぞれ得意な能力を活かしながら、苦手な部分は得意な人が補うことで、チームとして目標の達成を目指します。

対してチームビルディングでは、効率よく仕事をこなすことよりも、
メンバーの個性とスキルを最大限に活用することが重視されています。
チームワークでは最終的に目標を達成することが目的ですが、
チームビルディングでは目標を達成する過程でのメンバーの成長にも焦点をあてている点が異なるのです。

(4)チームビルディングの5段階プロセス

チームビルディングでは、チームの成長プロセスが5段階に分かれるとされています。
これは心理学者のブルース.W.タックマンが1965年に最初に提唱したことから、「タックマンモデル」と呼ばれています。

タックマンが提唱した組織の進化の「5つのフェーズ」は以下の通りです。

◀ 表は左右にスクロールできます ▶
フェーズ 内容
形成期 メンバーが決まったものの、まだ互いのことを知らず、チームの目標も定まっていない状態
混乱期 チームの目標や目的に対する意見の食い違いや、各人の役割、具体的な業務をどう進めるかなどについて対立や混乱が生じる段階
統一期 チームの目的が定まり混乱が解消され、メンバーの役割が決まり相互理解が生まれ、チームとしてひとつにまとまる段階
機能期 チームに結束力が生まれ、それぞれがパフォーマンスを発揮しながらチームとして機能している段階
散会期 プロジェクトの終了や、メンバーの移動・退職などによりチーム関係が完結する状態

このように、チームは段階を追って少しずつ成長していきます。

チームビルディングにおいては、特に形成期と混乱期をいかにスムーズに乗り越えるかが重要とされています。
と同時に、この時期をうわべだけの仲間意識でやりすごしてしまうと、やがて大きな不満が噴出し、
大きな亀裂やチームとしての破滅を呼び込みかねません。

混乱期にメンバーが意見をぶつけ、最終的に価値観を理解しあうことによってのみ、
お互いを尊重しあってそれぞれの能力を発揮できるチームへと成長できるのです。

2. チームビルディングのメリット・効果とは?

企業としてチームビルディングを取り入れることには、どのようなメリットや効果があるのでしょうか?
チームビルディングを行う際の注意点とあわせて紹介します。

(1)チームビルディングのメリット

チームビルディングを行うメリットは、3つあると考えられます。

① モチベーションがアップする

チームビルディングでは、メンバーが互いの能力を発揮しながら高い意識を持ってひとつの目標に向かって進んでいきます。
よい結果につながりチームとしての達成感が得られると、さらに能動的に貢献しようとする空気が生まれ、
チーム全体の仕事に対するモチベーションがアップします。
モチベーションが高まると、さらにそれぞれの能力が引き出され、生産性が高まるといった好循環が生まれることもメリットです。

② コミュニケーション能力が向上する

共通の目標に向け、よりよい結果を引き出すためにコミュニケーションが活性化され、
個々の能力が上がることもチームビルディングのメリットです。
ときには議論になることもあるでしょう。しかし互いの多様性を認めて尊重するチームビルディングでは、
議論はつねに前向きであり、対立、分断につながることは少なくなります。
チームのコミュニケーションが活発化すると、メンバー間の報告・連絡・相談に抜け漏れがなくなり、
業務がさらに円滑に進むようになることもメリットです。

③ イノベーションが創出される

ただ「いいもの」をつくるだけでは消費者に見向きされなくなった現在では、イノベーションが創出される環境づくりは重要です。
チームビルディングでは、様々な価値観や能力を持ったメンバーでチームを構成するため、互いの感性が刺激され、
斬新なアイデアが生まれる可能性が高まります。
それぞれの立場から意見を出しあい議論し、解決策や改善案を考える過程でイノベーションが起こることも、
チームビルディングのメリットです。

(2)チームビルディングを行う際の注意点

チームビルディングを行うときには、押さえておくべき注意点もあります。
ここでは実践するうえで知っておきたい注意点を2つ紹介します。

① 目標を強制しない

チームビルディングでは、個人の目標を強制的に設定するとうまくいきません。
チームに自主的に貢献することが求められるチームビルディングでは、
メンバーが「やらされている」「強制されている」と感じると、意欲がそがれて機能しなくなります。
それぞれに振り分けられた業務の中での目標や段取りはメンバーそれぞれが自発的に立てることが理想です。
チーム全体としての目的を設定したうえで、「自分は何ができるのか」をメンバーそれぞれに考えてもらいましょう。

② メンバーの役割を明確化する

仕事をするうえでは、目標に向けてのメンバーそれぞれの役割が明確化されていることも重要です。
自主性を重んじるあまりに役割を分けず、一人ひとりが自由に行動してしまうと、
誰がどこに向かっているのかわからず、チームが迷走してしまいます。
そのためには、チームのリーダーがリーダシップを発揮し、メンバーの能力や個性に応じた役割を明確にする必要があります。
そのうえで一人ひとりが「どうチームに貢献できるのか」を考えて、自分の役割に応じた目標を立てることが大切です。

3. 「目標を達成するチーム」をつくる4つのポイント

メンバーが能力を最大限発揮することで目標を達成するチームをつくることがチームビルディングの目的です。
「目標を達成できるチーム」となるには、「GRIP」と呼ばれる4つの条件があるといわれています。

GRIPは、効果的にチームビルディングを行うためのフレームワークのひとつで、
「Goal(目的)」「Roles(役割)」「Interpersonal Relationship(人間関係)」「Process(段取り)」の頭文字からできた言葉です。
4つの条件を満たすことが、いいチームづくりの基本です。
それぞれどのような条件なのかを見てみましょう。

◀ 表は左右にスクロールできます ▶
Goal(目的) チームの目標・ゴールは明確で、メンバーに共有されている
Roles(役割) メンバーの役割・責任分担は適切である
Interpersonal Relationship(人間関係) 個々の信頼関係は柔軟でオープンなものが構築できている
Process(段取り) タスクが明確で、段取りがうまくいっている

GRIPが満たされていないと、「目標を達成するチーム」への成長は遠のきます。
チームビルディングを行うときには、4つの要素にすべて「イエス」と言える状態を目指しましょう。

4. <目的別>チームビルディングの実践方法と効果

チームビルディングを実践するときは、目的にあわせた方法を選ぶことで効果が最大限に発揮されます。
ここでは、「コミュニケーションの活性化」「団結力の向上」「主体性の向上」の3つの目的に分け、
それぞれどのような方法が適切なのかを紹介します。

(1)コミュニケーションの活性化にはゲームやアクティビティが最適

チームのコミュニケーションを活性化させるためには、ゲームやアクティビティを取り入れると効果的です。

ゲームであれば、勝敗や競争の要素があり、気がつかないうちにみんなが熱中してしまうものを選びましょう。
特にまだ互いに打ち解けられていない、チームの「形成期」においては、
ゲームを通して、お互いの性格や価値観、考え方まで理解できることもあります。

アクティビティには勝敗などはありませんが、チーム全体が体を動かしながらコミュニケーションを取り、
ひとつの目標に向かって共通の体験をすることで、連帯感や一体感が生まれます。

(2)スポーツのチーム対抗戦で団結力をアップ!

団結力の向上を目指すなら、アクティビティのなかでも特にチームワークが求められるスポーツを実践してみましょう。

チームビルディングを行うためにスポーツをするときには、サッカーやバスケットボール、バレーボールなど、
チーム対抗戦ができるスポーツが適しています。
チーム内で声をかけあううちに結束が強くなり、また自然とメンバー内で「守る」「攻める」の役割が分かれることで、
ひとつの目標に向かって協力しあう心が生まれます。

(3)主体性を育てるには長期の取り組みが必要

チームメンバーの主体性を育てるためには、研修やワークショップに継続的に参加する機会を設けましょう。

チームのコミュニケーション活性化や団結力の向上は、単発のゲームやアクティビティを行うだけでも効果があります。
しかし、主体性を育てるのは、一朝一夕では難しいといわざるを得ません。
これまでの思考や習慣を変え、チームの成功に向けて能動的に関わっていく主体性を向上させるには、
きちんと設計された長期の取り組みが必要です。

5. ゲーム感覚で手軽にできるチームビルディングを紹介

それでは具体的に、ゲーム感覚で取り組めるチームビルディングを紹介します。
短時間でできるものや、オンラインで楽しめるものを中心に紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。

(1)短時間でチームワーク向上を図るゲーム

まずは、短時間でチームワークを向上できるゲームを3つ紹介します。

・共通点探しゲーム

「共通点があると親近感を持ちやすい」心理効果を利用した、初対面の人同士が仲良くなるのに効果的なゲームです。
対話を通し、時間内にチームメンバーとの共通点を見つけ出します。

<ルール>

ペアを組み、「お互いの共通点を3つ探す」スピードを、あらかじめ決めた制限時間内で競います。
血液型や出身地など、共通点はなんでも構いません。人数を3人、4人と増やしていくと、共通点を見つける難易度が上がりますが、
見つかったときには一気に親近感が増します。

・ヘリウムリング

背の高さが違う人同士が協力しあって、人差し指に乗せたフラフープを地面まで下ろすゲームです。
単純ですが、声かけやお互いの思いやりといったチームワークが必要とされます。

<ルール>

6人~10人程度がチームとなり、1つのフラフープをそれぞれの人差し指の第一関節に乗せます。
フラフープをみんなで地面に置くことができたら成功です。
一人でもフラフープから指が離れてしまったり、フラフープが落ちてしまったりしたら同じ高さからやり直します。
簡単そうですが、やってみると意外に難しいゲームです。

・ペーパータワー

20枚のA4用紙でどれだけ高いタワーをつくれるかを競うゲームです。
高くタワーを築き上げるアイデアを出しあう過程で自然とコミュニケーションが活性化し、
ひとつの目標に向かうことで一体感と達成感が得られます。

<ルール>

ゲーム開始後の5分間を作戦タイムとし、制限時間は1時間とします。
紙は折り曲げたり切ったりしても構いません。
タワーを組み上げたあと10秒間倒れなければ高さを計測し、最も高いタワーをつくったチームを勝者とします。

(2)オンライン可能!コミュニケーションの質を上げるゲーム

続けてオンラインで実施できる、コミュニケーションの質を上げるゲームを3つ紹介していきます。

・NASAゲーム

「NASAゲーム」は、チームを月面の予定外の場所に不時着した宇宙飛行士と仮定して、
手元に残ったアイテムの優先順位を話し合って決めていくゲームです。
自分の意見とほかのメンバーの意見を、多数決などではなく話し合いによりまとめることが目的です。

<ルール>

まずは、以下のストーリーを全員で共有します。

「あなたの乗った宇宙船が、機械の故障で母船から約300km離れたところに不時着してしまいました。
不時着時の衝撃で宇宙船はほとんど壊れ、残ったのは15個のアイテムだけです。

母船に無事たどりつくために、15アイテムを重要度の高い順に1番から15番までの順位をつけてください。

  • 45口径ピストル(2丁)
  • 粉ミルク(1箱)
  • 酸素ボンベ45kg(2本)
  • マッチの入った箱
  • 救命いかだ(救命ボート)
  • 信号用照明弾
  • 注射器入りの救急箱
  • 宇宙食
  • ナイロン製ロープ(15m)
  • 磁石コンパス
  • 水(19リットル)
  • 落下傘の布(パラシュート)
  • ソーラー発電の携帯用暖房器
  • 月からみた星座表
  • ソーラー発電式FM送受信機

ストーリーを共有したら、15分の時間を取り、まずは個人で順位付けを行います。
その後チームで相談し、話し合いながら優先順位をつけていきます。
最後にNASAの模範解答を確認し、誤差が一番少なかったチームの勝ちとなります。

・リモ謎

チームで協力しながらストーリーに沿った謎を解き、物語のクリアを目指していくオンラインゲームです。
1チーム5~6名に分かれ、ビデオチャットや通話を使い、チームでコミュニケーションを取り協力しながら、
決められた時間内で謎を解いていきます。

全体で1時間半~2時間、謎解きの時間は1時間ほどのイベントです。
複数のプランがあり、謎の出題や解答は、Web上で実施されます。

・条件プレゼン

事前に決めたいくつかのキーワードを盛り込んだプレゼンをチームで考え、最もおもしろいプレゼンをしたチームを優勝とします。
例えば「亀・海・箱」がキーワードなら、「うらしま太郎」を思い浮かべますが、そのままでは普通でおもしろくありません。
チームで想像力を働かせ、誰も思いつかないようなストーリーを決められた時間内で考えましょう。
アイデアを寄せあう中で、自然と意見をまとめる人、ストーリーを書き留める人と役割が分かれていき、
メンバーの個性が発揮されます。

6. チームビルディングの成功事例

実際にチームビルディングを取り入れた企業は、どのようなことを行い、どういった結果が得られたのでしょうか。
ここからは、成功事例を3つ紹介していきます。

<無人島でメンバーが協力してのサバイバル生活を体験!>

ある食品会社では、新任の管理職を対象に無人島生活でのサバイバル研修を実施しました。

研修中は、普段は手放せない携帯電話や時計が没収され、最低限の食品と釣り道具セット、ビニールシートなどを渡されます。
チーム内で助けあい、アイデアを出しあって3日間を過ごしました。
年齢も所属部署も違うメンバーとのサバイバル生活を通し、
意見をぶつけあうこと、互いの価値観を尊重しあうこと、考え抜くことの大切さを学びます。
団結力が高まるだけでなく、アイデアを出しあうことで個人の能力が活かされ、チームに貢献する喜びも体験できました。

<社長と社員がウォーキングしながら自然なコミュニケーション!>

ある情報企業では、チームビルディングの一環として、
社長と社員がウォーキングをしながらミーティングをする取り組みを行っています。

会議室で難しい顔をしながら話し合うのではなく、体を動かしながら横並びでコミュニケーションすることで、
上下関係に縛られない自由な意見交換をできるのがポイントです。
運動すること自体が気分のリフレッシュにもなり、ポジティブでオリジナリティのあるアイデアが出る効果がありました。

<新入社員が新規事業を考える!ビデオチャットでディスカッション>

とあるIT企業では、新入社員を対象に「新規事業ワークショップ」を実施しました。

まずは新入社員に向けた事業開発についての講義を受けたあと、4~5名のチームに分けて、1週間で新規事業を考えます。
時間の使い方はメンバーに任され、オンラインで話し合いを進めます。
新規事業を考えているうちに、資料作成の担当分けをするなどの役割分担も自発的に行われていきました。

同じ目的を持ってコミュニケーションを取り、結果を出す一体感や達成感が得られるチームビルディングは、
オンラインであっても可能だとわかります。
ワークショップを通し、自社への理解が深まり所属意識が強くなることもポイントです。

まとめ

組織の多様性が増している現代では、従来の上から強制する組織づくりではなく、
社員一人ひとりが主体的に行動したくなるチームづくりが求められます。

チームビルディングを実践すると、個人では達成が難しいような高い目標に手が届くようになり、モチベーションが高まります。
チームが目標に向かう過程でメンバー一人ひとりのスキルや能力も向上して成長するので、
企業全体の組織力の底上げにもつながることもポイントです。

チームビルディングは自社で取り組むこともできますが、ノウハウのある外部の手を借りるとさらに効果が上がります。
競争社会を生き抜く強いチームをつくるチームビルディングに取り組んで、組織にイノベーションを起こしましょう!