実施企業様 : 株式会社東洋
業種 : ユニフォームのレンタル・クリーニングなど、リネンサプライ業
企業規模 : 260名
導入規模 / 対象者 : 26名
期間 : 2時間
支援内容 : 1.管理部は誰のもの?
2.話し合いができる土壌づくり
3.ビジョンの策定

背景・概要

株式会社東洋様は、ユニフォームレンタルを中心としたクリーニング事業を展開されています。
業界内でもトップクラスの実績を誇り、全国規模であらゆる企業の「清潔」と「環境」を守り、人々の暮らしと安心を支えておられる企業様です。

ハラスメント窓口設置を検討中のため、「管理職に事前にハラスメントの知識をつけて欲しい」というご要望により、ハラスメント研修を実施することとなりました。
また、本研修を「離職が増えないよう、行動を変えるきっかけにしたい」とのご要望を頂きました。

アンケート結果(感想)

<満足度平均  9.1点/10点中>

  • 受け身の社員が増えることが組織の活力や業績に悪影響を及ぼすという視点もあり、 ハラスメント対策が単なる防止策にとどまらず、経営にも直結するテーマであることを実感しました。(部長)
  • 参加前は、仕組みをつくれば、課員はそれに従うものというスタイルで仕事をしていましたが、そ こにはコミュニケーションという重要なファクトが抜けていたのでうまく回らないということに 気づきました。
  • コミュニケーションの充実。具体的には「挨拶+一言」の声掛けをしていきたいと思います。
  • 何を言われたか、ではなく誰に言われたかが重要になってくるようなので関係性を作っていく ことが大切だなと感じた。
    踏み込みすぎないことも大切ですが、一人ひとりの個性を理解し、みんなで共有することにより 仕事がしやすい環境になるのならそうすべきだと思った。
  • ハラスメントは受け取る側の思い込みもあると思っていたが、相手に伝わってなければ誤解するのも 当然で、上司部下関係なく言葉を尽くして相手を理解するということは大切だなと感じた。
  • 断れない人間というのは確かにいて、私も怖いからへらへらしながら話してしまうことがよくあ ります。
    直接相手に伝えることが不可能なら立ち回りのうまい冷静な第三者(相談窓口)に間に立ってもらうというのも良い案なのかもしれないと思いました。
  • 会社の為にと思って行っていたことが、実は自分の目的の達成であったのではないか? と自問自答。自分を振り返る良い機会となった。
  • 組織を強くして行くためにはやはり部下の育成が重要。
    パワハラと指導の違いは大きな ポイントとなる。
    部下を指導、育成していくためには、会社の理念、目標を共有し、その 手段を議論しながら相乗効果を得て行く事が理想。
    予算達成に傾注し、片手落ちの コミュニケーションになっていた感があった。
    相手の成長を促すという意識を常に考え ながらコミュニケーションをとるよう留意して行きたい。
  • 『パワハラ』と『教育・指導』は紙一重であり中和剤となるのがコミュニケーションであることを実 感したため、今まで以上にコミュニケーションを頻繁に大事にしていきたいと思う。

受講前と受講後の変化(ご担当者様より)

  1. 研修実施のきっかけ・理由
    人事総務部として、離職者を減らす施策を検討しておりました。
    その一環として相談窓口(ホットライン)の設置を検討し、相談を受ける側も相応のスキルを身に着け るべく、その方法を模索しておりました。
    その矢先、四日市市ワークスタイルイノベーション事業の情報を知り、ハラスメント研修と同時に相談窓口のことも菅生先生に相談できればと思い、応募させていただいた次第です。
  2. 研修前と研修後での変化
    受講者に関しましては昨日の今日なので変化は認識できませんでしたが、企画者としてはコミュニケーションの重要度を再認識するに至りました。(挨拶はきちんと相手を見て交わしているかなど)各自様々な気づきがあったようで、意識の変化を感じます。
  3. その他、事業の進め方、研修内容、講師について気づいたこと
    菅生先生から講義終わりに「従業員が皆大人しい」というご指摘をいただき、その意味合いは、「コミュニケーション不足だよ」と仰ったのだと直感しました。
    上席としてコミュニケーションの率先垂範、活気ある職場づくり、必要であれば「場」をつくるための 演出やサポートまでしていかなければならないと思いました。
    当社の現状では円滑なコミュニケーションは自然には発生しにくい状況だと思いますので、まずは、 「挨拶+一言」運動を自分はもとより、従業員にも啓蒙していきたいと思います。
    分かりやすい研修でとても勉強になりました。
    また、菅生先生の話し方も聞き取りやすく、大事なところは、ゆっくり、はっきり、メリハリのある話し方も非常に参考になりました。
    来ていただいてよかったです!ありがとうございました!

菅生の感想

ハラスメントは、ご本人は気づいていないケースが大半です。
自分を振り返り、気づくことが、ハラスメント防止につながります。
本質的にはコミュニケーション不全が原因です。外国人雇用も多いようで、差別からのハラスメント的な状況になっているケースもあるとのこと。
人は1人1人違うということを再認識してほしいとお伝えしました。
今後、企業では外国人雇用が増えた時、ますます良好なコミュニケーションが必要になると改めて実感しました。


■2025年6月18日  四日市市ワークスタイルイノベーション推進事業(四日市市働き方改革推進事業)にて実施

#四日市市#ワークスタイルイノベーション

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