実施企業様 : 中部海運株式会社
業種 : 倉庫業・梱包作業・コンテナ輸送等の物流トータルソリューションサービス
導入規模 / 対象者 : 25名
期間 : 1時間半
支援内容 : ―ハラスメントの定義、種類
-パワハラに関する知識提供と気づき
―NGワード、チェックリスト
―スメルハラスメントに関する知識提供
ースメルハラスメントの加害者にならないための方法
―質疑応答

背景・概要

中部海運株式会社様は、倉庫業・梱包作業・コンテナ輸送など、業域を拡大し、安全と品質を経営の根幹とした物流トータルソリューションサービスを提供されている企業様です。

「ハラスメント研修は実施しているがリマインドも含めて、知識から気づきを得て行動を変えたい」というご要望により、ハラスメント研修を実施することとなりました。

アンケート結果(感想)

<満足度平均  8.5点/10点中>

  • 自分が良かれと思っていることでも、相手にとっては良い事ではないという認識を持たなければならないと感じた。
  • 気兼ねなく何でも話せる職場づくりができるように、とりあえずは挨拶から気をつけます。
  • 家族にはハラスメントにあたる事があれば、伝える事も大切だと感じました。
  • 最大の問題は「行為者が自覚していないこと」
  • パワハラNGワードを使わないこと。
  • 挨拶や勤務中の声の掛け合い、相談など一定のコミュニケーションを取ることでお互いを理解し、パワハラが発生しにくい職場環境にするよう努めます。
  • パワハラ、セクハラなど相手や自分の立場、状況によっても変わってくることがあるという意見を聞いて、その通りだなと思いました。どんな場合でも、相手のことを考えて発言しないといけないと感じました。
  • 自身の状況を客観視できるように心がける。
  • スメハラは自覚が不十分だったため、より気を付ける必要があると思った。本人に匂いを伝える必要があるが、どうするか、悩ましい。複数の対策を平行して、伝える方法を検討したい。

受講前と受講後の変化(ご担当者様より)

  1. 研修実施のきっかけ・理由
    2025年度のコンプライアンス全社重点取組事項として「ハラスメントの根絶」が掲げられており、その取り組みの一環として、6月に全社員を対象としたハラスメント防止研修を実施する運びとなりました。
    ハラスメントの一つの、スメルハラスメント(匂いに関するハラスメント)問題は、本人への指摘が難しく、周囲にとっても非常にデリケートな対応が求められることから、外部講師による研修を通じて、社員一人ひとりに正しい知識と配慮の意識を身につけてもらいたいと考えました。
    本研修を通じて、ハラスメントに対する理解を深め、より良い職場環境づくりにつなげることを期待しました。
  2. 研修前と研修後での変化
    受講者からは「自分では気づかなかった行為が、ハラスメントに該当する可能性があるかもしれない」といった声があり、配慮の意識が高まったように感じます。
    さらに、注意の伝え方や接し方についても具体的な手法を学ぶことができ、職場でのコミュニケーションの質向上にもつながる有意義な機会となりました。
  3. その他、事業の進め方、研修内容、講師について気づいたこと
    今回の事業が数年前から実施されていたと知り、正直驚きました。
    これまで活用の機会がなかったことが悔やまれるほど、非常に有意義な内容でした。
    講師の菅生先生には事前に丁寧なヒアリングを行っていただき、こちらの要望を的確に反映した研修内容で、大変満足しております。今後も本事業が継続されるのであれば、ぜひ次年度以降も活用させていただきたいと考えております。

菅生の感想

パワーハラスメントもスメルハラスメントも、本人では気づかず、指導が難しいハラスメントです。特にスメハラは、デリケートな一面もあり、どのように伝えるか、難しい対応を迫られます。個への対応も大切ですし、組織としての対応も必要です。
ハラスメントが起きない職場、すべての人が働きやすい職場にするために、1人1人が、上司が、会社が事前にどのような対応を取るかが重要です。様々な角度からの対応があって初めて、ハラスメント撲滅ができます。それらをお伝えできたことは、有意義な研修となったことと思います。


■2025年7月8日  四日市市ワークスタイルイノベーション推進事業(四日市市働き方改革推進事業)にて実施

#四日市市#ワークスタイルイノベーション

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