実施企業様 : 株式会社一号舘
業種 : スーパーマーケット、小売業、サービス業
企業規模 : 約1200名
導入規模 / 対象者 : 管理職、店長クラス
期間 : 2時間半
支援内容 : 1.個人の強みと長所を活かしたお店づくりとは
2.ゲーム「チームビルディングラリー」
3.承認の本質を体感
4.成果をあげるお店づくりの原理原則
*四日市市ワークスタイルイノベーション推進事業

背景・概要

株式会社一号舘様は、食品スーパーマーケット、ホームセンター及び、ディスカウントストアなどのチェーンストアです。社員は、パート・アルバイトを合わせ1200名を超え、31店舗を運営する会社です。三重県北勢部中心に、なくてはならないスーパーマーケットです。

一号舘様では、店長、それに準ずる役職の方々向けの研修を実施したいというご要望の中、ヒアリングをさせていただきました。今まではあまり研修をなさっていないということで、受講者の皆様が研修をどのように受け取るのか、ドキドキしながらの開催となりました。

そこでまず今回は、店長が最も興味があること、また店舗運営をいかにうまく行えるかどうかがお客様への貢献や売上確保につながることから、「お店づくり」の方法についてお伝えすることにしました。

受講前と受講後の変化、感想(一部抜粋)

  • 人のことをしっかり見ているつもりでしたが、見ているだけでなく、普段から耳を傾けることが重要かなと思いました。
  • 自分が思っていなかったことを他の人から評価されていたことがわかった。
  • 他者のことばかり考えていたが、自分自身が変わるということの重要性に気づいた。
  • 自分の特性(相手の特性も)を確認することが大事だとわかりました。企業を強くするには、従業員が同じ目的・目標を持つことが大事。そのためには、将来の見通しを立てることとリーダーシップが必要。自分がどんな特性があり、会社の成績を上げるために何ができるのか、何をしなければならないのかを考えながら、今後の仕事に役立てていきたい。
  • 従業員が何かひっかかりながらも、頑張っているんじゃないか…そういったことにも気づけるようになりたい。(本社 藤原弘治様)
  • いつも関わることがないお店の方と話せて、自分の人となりをわかってもらえたり、相手がどんな人か理解できてよかった
  • 当たり前のことですが、いろいろな人がいるのだから、いろいろな意見、自分とは違う角度から見ていたような方もいて、楽しかった。パート、アルバイトさんへの承認をもっと意識しないと相手に伝わらないと感じました。(店舗担当 佐久間健一様)
  • 1つのことに集中して周りをあまり見れていないと感じたので、店全体を見て、従業員とのコミュニケーションを通じて、やってくれたことに対しての意見や感想をしっかり伝え、その人の向き・不向きを知っていきたいと思いました。
  • リーダーシップについてこれは今の自分にとっては大事なことで、スタッフにも頼られる存在でいるとはどういうことかについてわかった。
  • 有志だけでなく、管理職研修など、全員が受講できるようにしてほしい。
  • 次は1年後の研修、とかではなく、次回はなるべく早めに、そして頻繁に受講できるようにしてほしい。

菅生の感想

研修初参加の方も多い中、研修に積極的にご参加いただけるのかどうかも分からない中でしたが、結果としては積極的・能動的に、そしてディスカッションも活発に行っていただくことができました。また研修参加機会が今まであまりなかったこともあり、スポンジのように多くの学びをどんどん吸い込んでいかれる様子が印象的でした。

伸びしろは大きく、研修・育成を本格的に行うことで、社員や組織が成長する度合いやスピードは計り知れません。今後が非常に楽しみです。

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