実施企業様 : 霞コンビナート労働組合
業種 : 組合
企業規模 : 大企業
導入規模 / 対象者 : 労使双方の代表者様
期間 : 1時間15分
支援内容 : 1.国の制度、社内制度を知る
2.リアルな現状を知る
3.他社情報を知る
4.今後の取組

背景・概要

霞コンビナート労働組合様は、三重県四日市市の霞コンビナートに拠点を置く企業様で構成されている労働組合です。会社側、労働組合側双方からお立場のある方々にご参加いただきました。
今回は、各企業様の生産現場を中心に女性社員が増加していることから、「産休・育休に関する一般知識や、他社の情報」を提供し、参加者の皆さまが日頃感じていることを共有し、考える場とし、今後の取り組みのきっかけ作りを目的として行いました。

受講前と受講後の変化、感想(一部抜粋)

  • 産休育休を取得する人のみならず、その周辺や対極にいる人(独身、子供いない人)のケアも考えることが、職場環境をより良くすることだと改めて感じました。
  • 女性目線で見た場合に、どのように見えているのかがわかった。女性目線での施策が大切。(様々な女性の意見を紹介しました)
  • 職場内で、本講演の内容を共有したい。
  • 漠然とした考えではなく、自分たちのニ-ズにあった形を見つけ、何ができるのか考え、1つでも前に進めてみる(渡邉浩様)
  • コンビナートという製造現場における育休・産休の取得の難しさがわかった。
  • 意識向上に大変役立ちました
  • 産休・育休を取得された職場にインセンティブを出すのもありだと思った。
  • 各人、それぞれの考え方を理解することが大切だと改めて感じた(東ソー労働組合 長谷川誠様)
  • 人員を増加しないとできないと考えていたが、”少しでも何かできるのではないか”という考えに変わった。欠員が出た際の補充人員や、補充人員がいなくても仕事の割り振りで何かできるのではないかと思った。
  • 様々な制度があることが知れたので、もう少し調べてみようと思う。
  • 組合側の人間として、今後会社に対する要望が広がった。
  • 会社として制度を制定しつつありますが、活用する環境ができていないことを改めて認識しました。今後、まずはスタッフに周知したいと思いました。
  • 建前の話になりがちな内容を、しっかりと社会背景や会社側の考えも交えて講和いただいた。
  • これからは産休、育休ありきでの考え方が必要になると感じた。
  • コストアップと利益拡大の両立は難しい。
  • 育休制度を理解することで、人材の定着化に貢献できると思うと今一度育休について学びたいと思いました。
  • 次世代管理職の育成は昔とは違う取り組みが必要だと思った。
  • 産休、育休への取り組みは、もっと幅広い意味で、組織のパフォーマンスをあげるために重要な取り組みで、単にワークライフバランス、男女共同参画の問題だけではないことを再認識できた。

菅生の感想

世の中全般では、育児出産に関連する取り組みは、まだまだ意識が低いように感じています。
なぜなら、アンケートへの回答にもあったようにコストアップになる、男女の意識の差は埋めにくい、制度を使う人・使わない人の差がある、時短や突発休暇などへの対応などの難しさなどのデメリットが表面的に見えているからです。
これらを払しょくすることが大切だと考え、産休・育休関連の取組における会社側の大きなメリットを強調しながら話をしました。
組織のパフォーマンスを高めるためには、非常に重要な取組だと認識いただくことができたと考えます。
今後、更に育児出産に関連する取り組みが進むことを願ってやみません。

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