実施企業様 : 富田トラック事業協同組合
業種 : トラック事業
企業規模 : 北勢地域トラック業界
導入規模 / 対象者 : 11名/北勢地域トラック業界経営者
期間 : 1時間30分
支援内容 : 他社・他業種に学ぶ人材不足時代における経営のあり方
1.トヨタ自動車の強み、強さの秘訣
2.人的資本経営へのシフト
3.ミニゲーム

他社・他業種に学ぶ人材不足時代における経営のあり方」研修:富田トラック事業協同組合

背景・概要

富田トラック事業協同組合様は、四日市北勢地区のトラック事業を営む企業様により、業界の成長と企業間連携強化など行われている組合様です。
トラック業界全体に人手不足が深刻化する中、人的資本経営の必要性を感じながらも後回しになっている現状を伺いました。また、トヨタ自動車の人づくり・組織づくりの考え方を知りたい、経営者の意思決定を後押ししてほしいというご要望をいただきました。
それを踏まえ、人材不足時代にトラック業界としてすべきことをテーマに、トヨタ自動車の事例を紹介しながら、「他社・他業種に学ぶ人材不足時代における経営のあり方」研修を実施しました。

アンケート結果(感想)

<満足度平均  9.6点/10点中>

【印象に残ったこと】

  • トヨタ自動車の強み、強さの秘訣。学習力を高める。
  • 組織が成果を高める3要素「SSR理論」。
  • 今日、明日の配車を回すことで精一杯だと感じた。
  • 人材=資本として捉えること(人的資本経営)が大切。
  • 人間尊重、そのためにどうしたらよいか?を考えさせられた。
  • 自働化=はたが楽になる仕組であること。
  • 社員が貢献したいと思える会社の風土や文化をつくること。

【変化や進化があったこと】

  • 前向きに課題がわかった。
  • 実行すべきことを整理し、信頼し任せること。
  • 人材育成、能力開発の仕組みを提供することが大事。
  • エンゲージメントの高め方について改めて考えさせられた。
  • 経営者、役職者、ドライバーの良い関係を構築する大切さを確認した。

【今後実行すること】

  • 今以上に人を大切にする。寄り添う。コミュニケーションを積極的に取る。
  • ドライバー、配車、事務をコストではなく、資本として育てる。
  • 会社に貢献したいと思える会社にするために、社員目線で考えてみようと思います。
  • 社員の生活と心の幸福を実現するために、多くのアイデアを活かす(拾う)こと。また、経営を常に整理整頓してステップアップする。

受講前と受講後の変化(ご担当者様より)

  • 研修実施のきっかけ・理由
    理事長のお知り合いである市役所の方が飛び込みで訪問され、私が興味を持ち、理事長に提案いたしました。
  • 研修前と研修後での変化
    個人的には、「人的資本経営」という初めて聞く言葉が印象的で、人の見方を変えなければいけないと感じました。
  • その他、事業の進め方、研修内容、講師について気づいたこと
    「承認」の7つの行為をできる限り実行していこうと思いました。
    聞きやすく明るい雰囲気で楽しい時間でした。「トヨタの強み」については興味深かったです。

SUGO’s EYE(菅生の視点)

トラック、物流業界は人材確保が厳しい業界の1つです。そのため、いかに魅力ある会社に生まれ変われるかが問われています。その中で、私は重要な考え方・戦略として「人的資本経営」にシフトせざるを得ないと考えています。人をコストではなく、資本と捉え、投資していくという考え方です。これは経営側の言葉ですが、言葉を変えれば、社員に選ばれる会社になるための投資をしていく、社員に、共にわが社を成長させていきたいと思ってもらえるように投資をしていく、ということです。人的資本経営と言う言葉は使わずとも、やり方を間違えずに広義の働き方改革を行うということだと考えます。
単に、トイレをつくるとか、制度を整えるなどのハード面での働き方改革は比較的簡単なのですが、制度をどのように運用するか、自分たちが働きやすい環境を自分たちでつくれる人材をどう育てるかなど、多くの小規模企業では、ソフト面には、なかなか手をつけられていない状況だと見受けられます。
経営者は、それが大切だとわかっているものの、その方向に経営をシフトさせていくことが難しいのも事実です。人的資本経営により会社が成長していくことをしっかりお伝えしていかなければ、経営者の決断を促すことは難しいと改めて感じました。とはいえ、何度も何度もこの点について考える機会が経営者様に訪れることも決断につながっていくと感じています。

少しずつでも経営シフトの重要性に関する発信を増やし、経営者が目にする機会、耳にする機会を増やすことが大切です。その点において今回、四日市市としてこのような機会を提供できたことは、非常に有意義だったと考えます。



■2025年11月28日 四日市市ワークスタイルイノベーション推進事業にて実施

#四日市市 #ワークスタイルイノベーション

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