ほとんどの企業が目標を立て、目標達成のために様々な取り組みをしています。
目標管理は、経営のど真ん中でしっかり機能させるべき仕組みだということはご存じだと思います。

目標管理するときに目標設定が最初の大きな壁ですよね。
目標は1つではありませんし、中期経営計画から売り上げ利益に関する目標を立てたり、ビジョンや理想からブレイクダウンさせた定性的な目標を立てたり、と様々です。
管理方法も、個人に落とし込む場合もあれば、チームで目標管理することもあります。
また会議で進捗を追う場合もあれば、日報で管理したり、面談したり、様々な方法を取っているのではないでしょうか?

あなたの会社では、目標設定や目標管理をどのように行っていますか?
そして、目標達成状況に満足していますか?

目標は上位からのブレイクダウン

目標は上位目標からブレイクダウンさせることが多いので、トップダウンになりがちです。
上位目標とまったく関係ない目標を設定し、達成しようと努力されても困りますからね。
そうなるとついつい「〇〇部の目標はこれだね!」「〇〇君の目標はこれでどうかな?」と言いたくなりますよね。

目標達成に必須の条件

目標を達成させたい場合、絶対条件があります。
それはその目標達成に関わる方が目標にコミットしていること、です。

仮にコミットしていない場合には、次のようなことになりがちです。
行動の原動力が半減するので、力を出したくても気持ちがついていきません。
“与えられた仕事なので(仕方がないから)頑張ります”というやらされ感はぬぐえません。
それでは、なかなか目標達成できません。
上司は、その部下の目標達成に満足できないことが2度3度続くと、上司は全然目標達成しない部下を信頼できなくなります。
「どうしてもっと頑張らないんだ!」と気が気ではありません。
部下としては精いっぱいやっていても、そう思われたら心外です。
部下もそんな上司を信頼することはできなくなります。

このように悪いスパイラルが回ります。

OKRのススメ

一筋縄ではいかない目標管理も、ある手段を使うと非常にうまくいくようになります。
ただ、形だけマネしてもうまくいかず、ポイントを押さえてしっかり使うと目標達成が非常にうまくいきます。
その手段は、「OKR」です。OKRの仕組みが非常に秀逸なのです。
OKRはお互いに目標にコミットし、その目標を管理し、達成するまでの仕組みが整っていいます。

昔からの名残でMBOという目標管理制度を使っている企業も多いですが、形骸化している企業も多いように見受けられます。
MBOも決して悪いわけではありませんが、もし形骸化しているなと感じるなら、運用に課題があるかもしれません。

実現したい未来があるあなたの会社では、今の目標管理法で、望む未来に思ったようなスピードで到達できそうですか?

今のままでは厳しい場合、目標管理制度を見直す時期かもしれません。経営の本丸である目標達成や、事業計画を計画で終わらせないことや、社員のモチベーションやエンゲージメントも左右するのが目標管理制度です。

目標の達成に満足できていない、制度はあるが形骸化している、社員にやらされ感があり、モチベーションやエンゲージメントがあがらないなど、うちの会社の課題は何かと気になった方は、ご相談ください。
1時間無料で課題を見つけるお手伝いをさせていただきます。

世の中の困りごとは、本当の課題がわからないから、なかなか解決しないことが大半です。
課題を見つけて、解決を図ってくださいね。
課題解決は、望む未来に必ず近づきます。

あなたの会社の未来が、更によくなるお手伝いができれば幸いです。

文:菅生としこ

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