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・・・私らしくっていかにも女子らしい。

この言葉に「私らしくっていい感じ♪」という女性と「そういう言い方やめてくれないかな。」という女性がいるのではないか。私は後者。男性は「僕らしく」と言うのをあまり聞いたことがない。

この言葉に共感する女性をターゲットにするならいいタイトルということになる。

 

女性は「私らしく」と視点を敢えて意識しないと「自分らしく、私らしく」いられない生き物なのだと私は思う。

女性は幼少期から優しさや思いやりという言葉で周りを気遣うことが大事だと刷り込まれ、自分を主張しないことが美徳とされてきた部分が少なからずあるからだろう。もっというと太古の昔から遺伝子が覚えていることも否定できない。

男性も、女性はそういう生き物だと思っている節もあるし、それを当たり前だと思っている。

男性と女性、どちらの感じ方・考え方・生き方がいいとか悪いとかではなく、今後はそういう現状をお互いに認識した上で、変えたいのか、変えたくないのか、変えざるをえないのか、ということではないか。

たまたま「私らしく」という言葉に焦点をあて男性と女性について考えを述べてみたが、この点だけではなく様々な場面で男性と女性の考え方、受け取り方の違いが見受けられる。

ジェンダーの違いだけでなく、組織も個人も社会も多様化している現在、特に女性活躍推進においては、男性が女性の、女性が男性の、それぞれの立場を理解するのは不可能で、画一的な対応では大きなひずみ、不平等感、不公平感に即つながる。

お互いを認め合いながら、歩み寄りながら、一つ一つに柔軟な対応が求められていることを強く感じている。

おまけのようになってしまったが、シンポジウムは本物の鈴木英敬三重県知事の抜群の話術とワークライフバランスの小室淑恵氏の夢の共演。

何とか時間をつくって参加した甲斐ある会だった。(ダジャレではない)

 

最後に、主催者様には感謝申し上げます。

今後も一緒に三重県の女性を盛り上げていきましょう。

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