2月11日は、建国記念の日。
子どもの頃は、何の日かよくわかないけれど学校が休みになって嬉しい日、でした。
内閣府のHPでは、「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日で、“建国記念の日は、建国をしのび、国を愛し、国の発展を期するという国民がひとしく抱いている感情を尊重して、国民の祝日とされました” と記載されています。
アメリカは「7月4日独立記念日」、フランスは「7月14日革命記念日」があります。
記念日は、いろいろあります。
結婚記念日、誕生日などの個人由来のものもあれば、
2月23日富士山の日、11月11日はポッキー&プリッツの日、7月1日井村屋あずきバーの日など、思い出したり、初心にかえったり、懐かしんだり、行動を駆り立てたり、と様々な効果を期待し、わざわざ登録されているものもありますね。
記念日は、由来と目的などをもとに登録申請が受理されれば制定できるようです。
一般社団法人日本記念日協会で登録料は15万円。
わざわざ記念日を制定するのにお金を払う団体があるくらい、効果絶大なのです。
私は11月11日になるとポッキーが恋しくなります(笑)。
11月11日は、改めてポッキーへのエンゲージメントが高まるのを感じます。
そこで、オススメなのが、会社の創立記念日イベントです。
創立記念日は素晴らしい日なのです。
5年に一度、パーティをする日ではなく、創立記念日ですよとアナウンスするだけでなく、社長だけが創立の志を思い出す日ではなく、会社が創立された由来や目的、言い換えると、ミッション、会社の存在意義を社員で思い出し、今後の行動についてしっかり考える日にしてみてください。
なぜ私たちの会社は世の中に存在しているのか、存在すべきなのか、どんなお役に立つことが存在している理由なのか、これらを毎年社員と共に考え、ミッションを改めて胸に刻む日にするとよいです。
ミッションに沿って活動することで、ミッションのもとに一体感が醸成され、エンゲージメントが高まります。
本当は、日々ミッションを念頭に置きながら活動し、年に1回しっかり考える、という使い方ができると最高ですね。
文:菅生としこ
引用:
内閣府
https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou/kaku.html#kenkoku
一般社団法人日本記念日協会
https://www.kinenbi.gr.jp

菅生としこプロフィール
トヨタ自動車出身。組織づくり、人づくりのど真ん中で働いた原体験からはたらくを面白がる達人。
“トヨタの問題解決”を整理体系化し、広く展開。問題解決できる人材開発を行った立役者。
事業の問題解決、人が関わる問題解決、変化成長し続ける組織づくりのための問題解決サポートを得意とする。
問題なくして成長なし!問題があるからオモシロイ!