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『対話のスタートラインは“自分と人は違う”と認識すること』


菅生の一言

Todasy’s センテンス『対話のスタートラインは“自分と人は違う”と認識すること』

チームで仕事をするとき、必ず必要になるのが「対話」です。
私たちは子どもの頃から、国語や算数、理解、社会、体育、図工など、様々な教科と言われる教養を、小学校、中学校と勉強してきましたよね。
でも、一度たりとも対話の仕方を学んだことはありません。
少なくとも私は、小学校、中学校、高校と、ほとんど休むことなく愛知県内の公立学校に通いましたが、対話の仕方を教えられたことはありません。

対話どころか、
会話の仕方、
コミュニケーションの取り方、
議論の仕方、
話し合いの仕方
などなど、人とどのように話をしたらよいかを、学校で学ぶことはありませんでした。
唯一、知識としての敬語は教えてもらいました。
その後、社会に出てから、「敬語はこうだ!」といろんな方に教えていただきました。

しかし、対話の仕方は、社会人になってからも教えてもらったことはありません。
きっと、「対話はこうするんだ」と教えることができる人が、少ないのだと思います。
しかし、対話は、チームを動かす、人を動かす時には必須です。
仕事をしていると、経営者・管理職として「部下にこう動いてもらいたい」、
部下として、「上司にこう動いてもらいたい」そんな場面ばかりです。

そのためには、対話が必須です。
もちろん、指示命令でも人は動きます。
ですが、指示命令では、本当の意味で心は動かないので、行動がゆるやかです。
行動したふり、行動しているつもりになっている、行動が遅い、という部下にイライラ、という方もいらっしゃると思います。

そういう時には、対話が足りていないのです。

対話でお互いのことを理解し合える部分が増えて、はじめて自発的に動いてくれるようになるのです。
動きたい、やりたい、と思えるのです。
対話は『自分と人は違う』と認識することでようやくスタートラインに立てます。
人間関係を築く上でも、そしてチームで成果をあげるためにも、まずはスタートラインに立つことが大切です。
自戒の念を込めて。


“二十一世紀のコミュニケーション(伝達)は、『伝わらない』ということから始まる。”

“対話の出発点は、ここにしかない。私とあなたは違うということ。私とあなたは違う言葉を話しているということ。私はあなたが分からないということ。私が大事にしていることを、あなたも大事にしてくれているとは限らないということ。そして、それでも私たちは、理解し合える部分を少しずつ増やし、広げて、ひとつ社会のなかで生きていかなければならないということ。そしてさらに、そのことは決して苦痛なことではなく、差異のなかに喜びを見いだす方法も、きっとあるということ”

“「異なった考えの相手」を説得するための技術、いや、考え方こそ「対話」だったのである。”

出典:『対話のレッスン 日本人のためのコミュニケーション術』講談社学術文庫
著者:平田オリザ著

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トヨタ自動車入社時から31年間、企業の成長のための問題解決一筋。
企業で起こる様々な問題を解決しながら、問題解決できる”組織と人材”の成長の両方を実現します。これが成長し続ける会社をつくる唯一の方法です。