今年の夏休みの締めくくりは、息子の卓球大会。
小5の12月から始め、9か月経過。2回目の大会出場です。
初めての大会は、7月。
試合相手が左利きだということにも気づかず、相手のフォア(左サイド)を狙い、打ちやすいコースにバンバン打ち込んでました。終わってから、「えっ、左利きだった?」というほどの緊張。何と微笑ましい。

2回目の大会の今日は。。。。
試合中、幾度となく笑みがこぼれる(笑)
ある試合中、審判の子は多分小学2年生くらいだったので、スコアをつけ間違えたりするんですね。
その度に、笑いながら「違うよ」と言いに行き、ボードの点数を直す場面もチラホラ。
自分が審判の時にも、何が面白いのか、どこを見ているのかわからないけど、なぜかニコニコ。
前回のような緊張はなさそうでした。というか、ゆるゆる。
これが野球の試合だったら監督に「ヘラヘラするな!!!」と喝を入れられているはず。

予選は突破したものの、決勝トーナメントで1戦目で敗退。
あまり満足のいく試合ではなかったようだけど、とても悔しがるわけでもない様子。

息子の卓球の試合で・・・

親の気持ちとは違う子どもの反応

きっと彼の心の声は・・・
(卓球は勝ち負けではなく、楽しむもの。練習しないとうまくならないのはわかるけど、毎日3時間ガンガン練習するほどでもない。負けたことは悔しいけれど、そんなにがむしゃらに練習していないから予選突破したことでよしとしよう。自分としては、よく頑張った!)
ってなところかな(↑勝手な想像)。
小さい頃からやっている子はやっぱり上手だから、今から懸命にやってもかなわないと思っているかもしれない。

しかし!

親はどうしても子どもに期待してしまいます。
もっと頑張ったら上手になるはずだから練習したらいいのに・・・
前回は予選突破して1回戦負けだったから、今回は2回戦まで進めるといいのに・・・
もう少し試合も真剣にやった方がいいのでは?・・・
負けたらもう少し悔しがってもいいんじゃない?・・・など。
これらは私の価値観。

親の想いと子どもの考えや行動は違っていることがとっても多い。

そこで親の価値観を子どもに押し付けてしまうと、子どもは自分の人生を生きられなくなるんですよね~。
だって卓球するのは子どもだし、子どもの人生。

子どもは、親の期待に応えるために生きているのではないですから。

親は、子どもがよりよい人生を送るために子どもの価値観、子どもの個性を尊重しつつ、人生の先輩としてのサポートするだけなのだと。少なくとも私は、そういう親になれたらいいなぁと思いながら子育てしています。

先ほど伝えたうちの息子、
試合中に笑ったり、審判の子と一緒に楽しんだりしてますが、それは彼のスタイル。
親としてはもっと競争心があったらいいのに、と思いますが、息子はきっと周りの人と協調して物事を進めていきたいタイプなんだろうと理解しています。
足りないところではなく、良いところを見ていってやりたいなぁと改めて感じた夏休み最終日でした。

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