サイボウズ株式会社の青野慶久社長のお言葉。
そうなんです、チームづくりは石垣づくりと同じなんです!

先日の講演でお言葉をお伺いし、全くその通り!同感です!と叫びたくなりました。

リーダーシップ研修や係長・管理職研修などでよくお声をかけていただきますが、チームワークの話は欠かせません。

チームワークって、力を合わせて同じ目標に向かう人たちが集まって築くものですよね。
ここで必要な要素は、“人・人間関係”と“目標”です。それをどのように組み合わせるか、です。

社員は金太郎飴ではなく、必ず凸凹があり、いびつで大小があります。だってクローン人間は一人もいないですもの。(素敵ですよね!)

そして、多様なお客様の嗜好・ニーズに応えるには、様々な意見を持ち寄ったり、様々なプロジェクトを企画したり、様々な価値を生み出すことが必要で、そこではその多様な凹凸がありいびつで大小がある個性あふれる人財が必要です。
今後企業は必然的にダイバーシティに向かっていき、ますます多様な人財のるつぼになります。

サイボウズ青島社長「石垣をつくるように人の個性を活かせば強い組織をつくれる」

多様な人財が集まっても強いチームを作ること

そのような多様な人財が集まった時に強いチームをつくることが企業にとっては大きな課題です。自分とは違う環境や考えや思いやを持った人間が集まるのだからリーダーの苦労は計り知れません。だからこそ、石垣のようなチームをつくれるか否かが、組織にとっての分かれ道です。

一人一人の個性 -強み・弱み、得意・不得意はもちろん、今までの経験、好き嫌い、家庭環境、置かれている立場、非認知能力、会社方針や理念への共感、力を発揮しやすい環境・相性などなど挙げればきりがないほどの個性- を丁寧に観察し、目標に合わせてチーム編成し、最強のチームをつくる。

多様な人財が集まったチーム・組織=石垣が強ければ、その上に成り立つ多くの櫓や城=組織やプロジェクト、会社が揺らぐことはありません。

そんな石垣づくり作りを目指したいものですね。

サイボウズ青島社長「石垣をつくるように人の個性を活かせば強い組織をつくれる」
(富山城石垣。先日研修でお伺いした際に寄り道して撮影)
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