前回のブログでは、「属人化」が会社にもたらす深刻な損失についてお伝えしました。
本日は、その問題を解決する「仕組み」について、私自身がトヨタ自動車で経験した、あるストーリーをお話しさせてください。

かつて入社5年目だった私は、「なぜ周りの先輩は、あんなに仕事ができるんだろう?」と、深刻に悩んでいました。
その一心で、優秀な先輩たちの仕事のやり方を観察し、「なぜそうするのか?」と質問を重ね、その知見を整理・体系化していったのです。

例えば、バラバラだった仕事の進め方の知見は、

現状把握➡原因分析➡対策立案

という明確な手順に生まれ変わりました。

体系化した「問題解決法」は、上司や同僚の協力も得て、やがて400名超の全新入社員へ教育、グループ・海外事業体への展開へと発展。
私一人の悩みから始まった知見の体系化が、多くの人の知見を吸収し、誰でも実践できる「会社の財産」へと進化したのです。

そして、この「トヨタの問題解決法」という財産は、後に『トヨタの問題解決』という一冊の本にまとめられ、100万部を超えるベストセラーとなっています。
この経験から断言できるのは、どんな会社にも、想像の10倍以上の価値ある知見が眠っているということです。
その「眠れるお宝」を見つけ出し、会社の財産に変える具体的なプロセスをまとめたのが、先日ご案内した特別レポートです。

▼特別レポート『社長がいなくても勝手に成長する「仕組み」のつくり方』

―優秀な社員ほど疲弊する悪循環を断ち切る、トヨタ式「脱・属人化」メソッドー

https://www.awesome-eye.co.jp/wp-content/uploads/2025/07/specialreport.pdf

レポートでは、
・あなたの会社に眠る「知見の宝庫」を発見する4つの具体的な方法
・発見した知見を「会社の財産」に変換する4つのステップ
を詳しく解説しています。

個人の頑張りに頼る経営から、仕組みで勝つ組織へ。
その第一歩を、このレポートから始めてみませんか。

▼特別レポート『社長がいなくても勝手に成長する「仕組み」のつくり方』

https://www.awesome-eye.co.jp/wp-content/uploads/2025/07/specialreport.pdf


(文:菅生としこ)

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