もうすでに、様々な改善や問題解決に取り組んでいるが、

なかなか問題が解決していかない、という状況にある企業様がたくさんあります。

私がご相談をいただくときには、

すでに様々な研修をしていますとか、コンサル入れていました、

という企業様も数多くいらっしゃいます。

それでもうまくいっていない、というのです。

正確には、それでもうまくいっていない、とはおっしゃいませんよ。

でも、実際はそれでもうまくいっていない、

まだ思うレベルまで到達していない、というのは明らかです。

そのような企業様にダメ出しするつもりは毛頭ございませんので、

誤解なきよう(笑)

ではなぜ、また研修なのでしょうか?

理由は2つあります。

1つは簡単です。

研修を何度行っても、学びにはなるが、

実践で使える、実践できるレベルまで到達しないのです。

それが研修の限界です。

私自身、研修をずっとやってきたからこそ、

心からそう感じているのです。

でも、多くの方は「研修をすれば社員が●●ができるようになる」

と信じていらっしゃいます。

信じていないからもしれないけれど、

過度な期待をしているのです。

しかし、はっきり言います。

研修だけではできるようになりません。

研修がうまく機能する場合があります。

次の2つのケースです。

①しっかりOJTできる職場環境があること。

②研修で学んだことが、無意識に使えるレベルまで

実践する機会があること。

あなたの会社はいかがでしょうか?

2つ目の理由。

既に、個人や、単一の職場内だけで解決できる問題レベルはしっかり行われているのです。

要するに、

その問題を取り巻く多様な関係者がチームとなって

問題を共有し、ともに解決することが必要です。

ワンランク上の問題解決のやり方をしていないから、

うまくいかず、「やっぱり研修をしよう」となるのです。

チームを機能させること

いやいや、チームでやってもダメなんだよ、

という声が聞こえてきました。

その通りです。よくわかります。

単に、関係者を集めてチームを形成したとしても、

チームは機能しないので、

個人や単一の職場で問題解決するのとあまり変わらないレベルの

問題解決にしかならず、うまくいかないのです。

そうです。

チームとして機能させるような取り組みが必要なのです。

慢性的な問題、再発する問題があるならば…

既に、いろいろ取り組んでいるが、

それでもなお、残っている慢性的な問題や

何度も再発する問題があるのであれば、

そのようなチームを結成し、

チームが機能するよう

取り組みを行ったり、研修をしていますか?

この記事に関してお知りになりたいことがあれば、

いつでもご連絡くださいね。

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