あなたは、何かを始めるとき、考えてから物事をやるタイプですか?
それとも、まず行動するタイプですか?
もし、あなたが、前者であれば、あなたの可能性を自ら狭いものに
してしまっています。
なぜなら、いくら考えても想像通りに、行くことなどほぼないからです。
考えてみてください。
あなたが、もし1~10までの施策を行う場合、10まで考える時間を必要としますので、始めるまでに時間がかかります。
ただ、大半の場合、2以降は、1が成功する前提で設計されているのです。
しかし、あなたも経験あると思いますが、すんなり1が上手くいくことなどありません。
そう、すべては実際にやってみなければ、何も分かりません。
そして、もっと大切なのが、1をやると、次に想像もしていなかった新たな道が見えてきます。
これは、非常に大切なことです。
目の前のことを真剣に取り組むからこそ、次の施策に気づくことが出来るのです。
なかなか行動ができない人は、10まで予測し、完璧な状態にならないと動くことができません。
しかし、完璧は、「幻想」です。
この世の中、完璧なものなど1つも存在しません。
いつまでも完璧という幻想を追うのではなく、まずは、1という小さな行動を始めることです。
その小さな行動が、あなたに自信と勇気を与え、次のひらめきを導きます。
そして、これからは、実現しない計画を立てるのではなく、お客様を導きたい、社員を導きたい方向だけを決めておけば、ブレることなく目的地に到着することができます。
私がご支援させていただくときに、よくお伝えする言葉があります。
それは、
「まずはやってみましょう」。
社長や上司が「まずはやってみよう」というマインドの場合は、社員もまずはやってみようとなります。
社員は社長や上司の姿勢をよく見て、同じように動こうとします。
(文:菅生としこ)
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菅生としこプロフィール
トヨタ自動車出身。組織づくり、人づくりのど真ん中で働いた原体験からはたらくを面白がる達人。
“トヨタの問題解決”を整理体系化し、広く展開。問題解決できる人材開発を行った立役者。
事業の問題解決、人が関わる問題解決、変化成長し続ける組織づくりのための問題解決サポートを得意とする。
問題なくして成長なし!問題があるからオモシロイ!